法務大臣殿
交通事故のひき逃げ犯をより厳罰化するよう
法改正を求めます
飲酒運転をして事故を起こし現場から逃げれば、飲酒、酒気帯び等の罪から逃れられるだけでなく、危険運転致死罪の適用も逃れるのが現状です。かかる悪質なドライバーに「逃げ得」を許す現行法を改めなければ、助かる命をも見殺しにするむごいひき逃げ犯は無くなりません。現状のひき逃げ犯処罰規定(救護義務違反)をより厳罰化するよう法律の改正を求めます。
現行法では、酒酔いによる危険運転致死罪の法定刑は15年以下です。一方で、通常の業務上過失致死罪の法定刑は5年以下であり、ひき逃げ(道交法の救護義務違反=法定刑5年以下)を併合罪として適用しても法定刑は最大で7年6月となっています。したがって、酒に酔って事故を起こした者は、逃げて飲酒検査を免れた方が刑が軽くなるという矛盾した法律になっているのです。救護義務違反は、現場に被害者を残して逃走するという故意の危険かつ悪質な行為であり、その結果として人が死亡する可能性もあることからすれば、もともと現行の法定刑は軽すぎるのです。しかも、これでは、事故が発生した時点で、あらたに救護義務違反という犯罪を誘発することにもなります。刑罰法規は、もともと犯罪を抑止するためにあるものですから、これでは本末転倒です。これを是正するためには、救護義務違反の法定刑を厳罰化するしかありません。
署名取りまとめ人(連絡先)
〒069-0821 北海道江別市東野幌町56−8
高石 弘(飲酒、ひき逃げの交通犯罪で息子を亡くした遺族)
(takaisi@mwa.biglobe.ne.jp)